by Mr.Cid
過去9回行われた長野杯で同一プレイヤーが複数回優勝した事はないが、今年はそれに挑むプレイヤーが2人いる。1人は反対側のテーブルで準決勝を戦っている去年度チャンプ (笑) の石原。そしてもう1人は、私の目の前に座る2006年度チャンプ (笑) の大西。
そんな大西が対するは桜井。招待制だった過去の長野杯本戦にも何度となく出場しているベテランであるが、意外にも長野杯の決勝ラウンドに残るのはこれが初めて。
「めくりゲー」とも評されるジャンドミラー。果たしてこのめくりゲーを制するのはどちらか。
両者ともファーストアクションはフェッチランド経由の《不屈の自然/Rampant Growth》。
大西が《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax (ALA)》をプレイするのに対し、桜井は《荒廃稲妻/Blightning (ALA)》をプレイし、大西の手札から《大渦の脈動/Maelstrom Pulse (ARB)》と《瀝青破/Bituminous Blast (ARB)》を奪い取る。
続く大西は《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf (ARB)》を引き即プレイ、続唱で《芽吹くトリナクス》2号がめくれた後、《血編み髪のエルフ》と《芽吹くトリナクス》をレッドゾーンへ送り込まれ、《血編み髪のエルフ》は《稲妻/Lightning Bolt》で除去される。クリーチャーを展開できない桜井は2発目の《荒廃稲妻》。大西の手から《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon (ALA)》が落ちる。
ターンが返り、大西は2体の《芽吹くトリナクス》でアタックするが、片方が《終止/Terminate (ARB)》される。桜井はドローゴー。
なおもアグレッシブに攻める大西は3体のトークンと《芽吹くトリナクス》で全軍アタック。桜井もトークンに対して《瀝青破》を打ちつつ、続唱で《芽吹くトリナクス》が戦場に送り込まれトークンをブロックしようとするが、その《芽吹くトリナクス》に対し大西は《終止》。結果両者のトークンは全て相打ちし、残ったのは大西の《芽吹くトリナクス》のみ。
続く桜井のターン、待望の《若き群れのドラゴン》が戦場へ送り込まれる。大西も手札に《若き群れのドラゴン》がいるのだが、マナが足りず《大渦の脈動》でドラゴントークンを除去する事しかできない。
押せ押せムードの桜井は《若き群れのドラゴン》をレッドゾーンに送り込んだ後、《芽吹くトリナクス》を戦場へ。土地が欲しい大西、引いたは良いがタップインの《野蛮な地/Savage Lands (ALA)》だったため、まだ《若き群れのドラゴン》を出せない。
ターンが帰って来た桜井は全軍アタック。《芽吹くトリナクス》同士が相打ちして、大西のライフはこれで2。《稲妻》1発で終了する状況だが、桜井は持っていないらしくターンを渡す。漸く6マナ揃った大西は《若き群れのドラゴン》をプレイ。
桜井は長考した後、全軍アタック。《若き群れのドラゴン》同士は相打ち、桜井の《芽吹くトリナクス》は大西のドラゴントークンにブロックされ、昆虫トークンはそれぞれが相打ち。この戦闘により、桜井の場に昆虫トークンが3体登場する。
大西も反撃の糸口を掴むべく《荒廃稲妻》を打ち込むが、返しの桜井のドローは無常の《稲妻》。
大西 0-1 桜井
再び2ターン目《不屈の自然》スタートの大西は、3ターン目に《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf (ARB)》をプレイする最高の序盤。続唱でめくれた《精神腐敗/Mind Rot》が桜井の手から《瀝青破》と《沼/Swamp》を奪う。
返しの桜井は《芽吹くトリナクス》を戦場へ送り込むが、大西はこれに《瀝青破》を打ち込み、続唱で《血編み髪のエルフ》がめくれるフィーバーっぷり (《血編み髪のエルフ》の続唱でめくれたのは、墓地に対象のない《不気味な発見/Grim Discovery (ZEN)》) 。
桜井のキッカー《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster (ZEN)》が大西の《根縛りの岩山/Rootbound Crag》を破壊するが、これは《不気味な発見》で回収される。
とうとう大西の場に《若き群れのドラゴン》が登場し困り果てる桜井。更に3枚目の《血編み髪のエルフ》まで登場すると、ライブラリートップを確認して投了。
大西 1-1 桜井
ファーストアクションは後手大西が2ターン目にプレイした《不屈の自然》。桜井も3ターン目にフェッチランド経由で《芽吹くトリナクス》を展開する。
しかしここで桜井のマナが3マナでストップ。3枚の《芽吹くトリナクス》が果敢に時間を稼ぐが、大西がプレイした空飛ぶ《若き群れのドラゴン》の前には無力。
2体のドラゴンが2回アタックし、残りライフ3の桜井に突きつけられたのは、1ゲーム目に大西に突きつけたのと同じ《稲妻》だった。
大西 2-1 桜井